
スケボーは楽しくて自由なスポーツですが、初心者の方は「どこから始めていいの?」「何を買えばいいの?」と迷うことも多いですよね……。
このガイドでは、初心者がスケボーを始めるための「スケボー選び」から「基本的な練習方法」までをわかりやすく解説します。
どんなスケボーを選べばいいのか、最初に練習すべき技は何か、必要なアイテムや安全対策についても、わかりやすくご紹介!
楽しく安全にスケボーライフを始めるために、ぜひ参考にしてくださいね。
【大前提】スケボー初心者は組み立て不要の「コンプリートデッキ」から選ぼう

スケボー初心者には「コンプリートデッキ」がおすすめです!
コンプリートデッキとはデッキ(板)・トラック・ウィール(タイヤ)などがすべて組み立て済みのセットのことで、手に入れたらすぐに始められるのが魅力♪
自分でややこしい・難しいパーツを選ぶ手間が必要ないうえ、バランスも初心者向けに調整されています。まずはコンプリートデッキで遊んで感覚をつかみ、慣れてきたら好みのパーツを購入して自分用に調整していきましょう!
4つのポイント!初めてのスケボー選びの基礎を徹底解説
では、コンプリートデッキのなかからどのような基準で選べばいいのでしょうか?
続いては4つの基礎をもとに、スケボーの選び方を初心者でも向けに解説します。
- 【種類】タイプで選ぶ
- 【デッキ】サイズ・素材・デザインで選ぶ
- 【トラック】サイズ・素材・高さで選ぶ
- 【ウィール】サイズ・硬さ・ベアリングで選ぶ
【種類】タイプで選ぶ

スケボーにはいくつかのタイプがあり、目的に合ったものを選ぶことで楽しさも上達スピードもアップします。代表的な4種類を紹介します。
スケボーのタイプ | 特徴 |
ストリート | ・最も一般的なスケボー・技を練習したい人や、ジャンプ・スライドなどトリックに挑戦したい人におすすめ・初心者用のコンプリートセットも多く、入門に最適 |
ロングボード | ・デッキが長く安定感があるので、クルージングや坂道滑走に向いている・スピード感を楽しみたい人や、街乗りメインの方におすすめ |
クルーザー | ・コンパクトで持ち運びやすく、ウィールが柔らかめで街乗りに最適なタイプ・小回りがきいて段差にも強く、トリックには向かないが滑らかな乗り心地が魅力・初心者にも扱いやすいので、最初の一台としてもおすすめ |
サーフスケート | ・サーフィンやスノーボードのような動きができる・クネクネと体重移動で進む独特の操作感が特徴・トリックよりも体の使い方を楽しみたい人にぴったり |
スケボーには多くの種類があるため、まずは自分が何をしたいのかをはっきりさせてからデッキ探しを始めましょう!
【デッキ】サイズ・素材・デザインで選ぶ

スケボーのデッキ選びは、サイズ・素材・デザインで大きく変わります。まず、サイズは自分の足のサイズや使用目的に合わせて選びます。
大まかなサイズの目安は以下の表の通りです。
デッキ幅(インチ) | 足サイズ(cm) |
6.875 | 〜18 |
7.25 | 19〜20 |
7.25~7.5 | 23〜22 |
7.5~7.75 | 23 |
7.5~7.875 | 24 |
7.625~8.0 | 25 |
7.75~8.25 | 26 |
8.0~8.5 | 27~28 |
8.25~8.75 | 29 |
8.375~8.75 | 30 |
※「足サイズ」は靴のサイズではなく、足の実寸です。
より詳しくサイズ合わせについて知りたい方は、「カンタン図解!スケートボードの基礎知識」もあわせてご覧ください。
デッキ選びの基準として、どのような素材が使われているかも重要です。
スケボーのデッキには通常メープル材が使われており、強度としなやかさが特徴です。軽量で丈夫なカーボン素材を使ったデッキもありますが、初心者はメープル製を選ぶのがおすすめ!
最後に、自分の条件に合うデッキのなかから好きなデザインを選びましょう。自分が気に入るデザインを選ぶことで、スケボーに対するモチベーションがアップします♪
【トラック】サイズ・素材・高さで選ぶ

スケボーのトラック選びでは、サイズと素材に加えて、高さの違いも重要です。
サイズ
デッキの幅に合わせて選びます。デッキが広い場合は大きめのトラック(5.5インチ以上)、デッキが狭い場合は小さめのトラック(5インチ前後)を選ぶとバランスが良くなります。
トラックが大きすぎるとボードが重くなり、小さすぎると安定性に欠けるため、デッキとのバランスを取ることが大切です。
素材
トラックは通常アルミニウム製が主流で、軽量で耐久性に優れています。高性能を求める場合は、強化されたアルミやチタン合金製のトラックもありますが、初心者には軽くて扱いやすいアルミ製のものが最適です。
高さ(ハイ・ロー)
ハイ・ローは、トラックの軸部分の高さで、ボードの挙動に影響を与えます。
ハイトラックはトラックの軸部分が高いため、車輪とデッキの間にスペースができ、ターンやジャンプがしやすくなります。
一方、ロートラックは軸部分が低く、車輪とデッキが近いことから安定性が増して滑りやすく、コントロールがしやすいです。
コンプリートデッキには最適化されたトラックが付属していますが、「どのようなトラックなのか」によってスケボー全体の安定性に大きく影響するため、購入前に必ずチェックしてくださいね。
【ウィール】サイズ・硬さ・ベアリングで選ぶ

スケボーのウィール選びでは、サイズと硬さが大切です。
サイズ
一般的に初心者には直径50〜54mmのウィールが適しています。このサイズは安定感があり、操作もしやすく、様々な場所で使いやすいのが特徴です。
大きすぎるウィールはスピードが出やすい反面、安定感が欠けることがあるため、慣れてからカスタムするとよいでしょう。
硬さ
ウィールの硬さはAショアという単位で表され、数値が高いほど硬くなりますが、初心者には柔らかめ(78A〜87A)のウィールがおすすめです。
柔らかいウィールは路面の凸凹を吸収しやすく衝撃を和らげてくれるため、滑りやすくて快適!しかもグリップ力が高く、滑りながらのコントロールもしやすいので、トリックの練習にもぴったりです。
硬いウィールはスケボーパークのようなきれいな路面ではスムーズに滑りますが、初心者には少し難易度が高く感じることがあるほか、騒音問題もおきやすいデメリットがあります。
ベアリング

スケボーのベアリングはウィールの内部に組み込まれており、ボードがスムーズに回転するために重要な役割を果たします。品質の評価にはABECという規格が使用されており、数字が大きいほど回転の精度が高くなります。
初心者にはABEC7程度のベアリングが扱いやすく、価格と性能のバランスも◎。
ベアリングがスムーズに回ればスケボーの操作がしやすくなり、長時間滑っても疲れにくくなります。
最初はサイズが50〜54mm・硬さが78〜87A・ベアリングがABEC7以上のウィールがついているコンプリートデッキを探してみましょう!
選んじゃダメ!避けるべきスケボーの5つの特徴

スケボー選びで失敗すると、乗りづらいだけでなく、ケガのリスクも高くなります。特に初心者は、見た目や値段だけで選ぶのは要注意!
ここでは、買って後悔しやすい「避けるべきスケボーの5つの特徴」を紹介します。
- 極端に安すぎるスケボー
おもちゃのような作りで、壊れやすく乗りにくいことが多いです。安全性も低め。
- ノーブランドや無名ブランド品
パーツの品質が不安定で、トラックやウィールの精度が悪いものもあります。
- ウィールが小さすぎる・固すぎる
地面のちょっとした段差でつまずきやすく、初心者には扱いづらいです。
- トリック用に極端に細いデッキ
バランスが取りにくく、初心者には不向きです。最初は安定感のある幅を選びましょう。
- カスタムされている中古品
パーツの相性が悪かったり、前の持ち主の癖が残っていたりするので扱いづらいです。
初心者向けスケボーのおすすめランキングTOP10
スケボー初心者にとって、自分に合ったスケボーを選ぶことが上達への第一歩です。
ここまでの内容をまとめると、初心者におすすめのコンプリートデッキの条件は以下の通りです。
- ブランドものである
- 安すぎない
- メープル製のデッキ
- アルミニウム製のトラック
- 直径50〜54mm・硬さ78〜87Aのウィール
- ABEC7程度のベアリング
これらの条件に合う初心者に最適なスケボーを厳選し、使いやすさ・コストパフォーマンスなどを考慮したおすすめのトップ10を紹介します!
【ブランド】商品名 | サイズ(インチ) | 価格 | デッキ | トラック | ウィール | ベアリング |
【ENUFF】LOGO MINI Japan Special | 7.25×29.5 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
【ENUFF】GEOMETRIC | 8×32 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
【カットバック】スケボーキッズコンプリート | 7.5×29 | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
【GOSK8 SKATEBOARDS】スケボーコンプリート( | 7.25×277.375×287.5×29 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
【TOY MACHINE SKATEBOARDS】 | 7.75×31.78.0×31.5 | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
【スノーボードSTOMP】スケートレンチ・ケース付きスケートボード | 7.625×31.57.75×31.58.0x32 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
ぜひ参考にして、自分にぴったりの一台を見つけてください!
【ENUFF】LOGO MINI Japan Special(¥7,979)

スケボーを始めるお子様に圧倒的におすすめするのが、イギリスの「ENUFF」というブランドが日本限定で発売しているこのモデル!
「公園や家の周りで練習する子どもたちは少なくないはず」という状況を考慮し、静かで滑らかに動く85Aのやわらかいウィールを搭載しています。しかも、ジャンプ系の技を練習するときにもウィールがしっかり地面を掴んでくれるので、上達が早くなるメリットもあります♪
ベアリングは最高品質のABEC9を採用しているので、滑らかな走りはお墨付きです。
ただただ安いブランドはクオリティが心配になりますが「完全自社設計なので、高品質にもかかわらず低価格で販売できる」のがこのブランドの強み。
低コストで高品質のスケボーをゲットしたい方には、本当におすすめです!
価格 | ¥7,979 |
サイズ(インチ) | 7.25×29.5 |
おすすめする人 | 足のサイズ18〜22cmの人 |
デッキ | メープル100%7層 |
トラック | アルミ合金 |
ウィール | 直径:53mm硬さ:85A |
ベアリング | ABEC9 |
商品の詳細はこちら
【ENUFF】GEOMETRIC(¥6,900)

(画像引用:楽天市場)
1位と同じブランド「ENUFF」から販売されているGEOMETRICは、大人向けのスケボーです。
世界的に最高品質だと名高いカナディアンメープルを100%使用しており、しなやかで頑丈なデッキが魅力!
ウィールの硬さは、路面が粗い場所で練習するならやわらかい85A、主にスケボーパークでの練習が多いなら99Aと、購入時に選べるのもよいですね♪
このクオリティで¥7,000以下の商品はそうそうないので、超お買い得だといえます!
価格 | ¥6,900 |
サイズ(インチ) | 8.0×32.0 |
おすすめする人 | 足のサイズ27〜28cmの人 |
デッキ | カナディアンメープル100%7層 |
トラック | アルミ合金 |
ウィール | 直径:53mm硬さ:85A/99A |
ベアリング | ABEC7 |
【カットバック】スケボーキッズコンプリート(¥10,800)

(画像引用:楽天市場)
第3位は、スケボー専門ショップが開発したコンプリートスケボー+ツールセットです。
スケートボード協会の公認インストラクター太鼓判を押す商品で、カナディアンメープルを採用・ウィールの硬度選択が可能など、こだわりが感じられます。
デッキ・ウィールのカラーの組み合わせは全部で12種類!自分の好みのパターンで組み立てられるのもうれしいですね♪
価格 | ¥10,800 |
サイズ(インチ) | 7.5×29.0 |
サイズ(インチ) | 足のサイズ22〜24cm |
デッキ | カナディアンメープル7層 |
トラック | アルミ |
ウィール | 直径:52mm硬さ:85A/99A |
ベアリング | ABEC5 |
【GOSK8 SKATEBOARDS】スケボーコンプリート(¥6,160)

(画像引用:楽天市場)
「おもちゃのスケボーじゃなくてちゃんとしたものをあげたいけれど、極力安いものがいい」という方にはこのスケボーがぴったり!
スケボーデビューには十分なスペックを持っているので、強度や滑走性能に大きなこだわりがない方におすすめです。
デザインが豊富なので、選びながらワクワクと早く遊んでみたいという気持ちが加速すること間違いなし!
誕生日やクリスマスのギフトとして人気の商品です。
価格 | ¥6,160 |
サイズ(インチ) | 7.25×27.07.375×28.07.5×29.0 |
おすすめする人 | 足のサイズが以下の人19〜22cm21〜23cm22〜24cm |
デッキ | メープル/ネイチャーウッド9層 |
トラック | アルミ |
ウィール | 直径:53mm硬さ:90A |
ベアリング | ABEC5 |
【TOY MACHINE SKATEBOARDS】

(画像引用:楽天市場)
カリフォルニア出身のレジェンドプロスケーターが手がける「TOY MACHINE SKATEBOARDS」は、その独特なグラフィックが特徴です。
スケボー初心者の大人におすすめの商品で、ウィールの硬さが2種類から選べるのが魅力。メープル100%で十分な強度と質を持つので、トリックの練習にガンガン使ってくださいね!
価格 | ¥12,800 |
サイズ(インチ) | 7.75×31.78.0×31.5 |
おすすめする人 | 足のサイズが以下の人26〜27cm27〜29cm |
デッキ | メープル100% |
トラック | – |
ウィール | 直径:52mm硬さ:85A/99A |
ベアリング | ABEC7 |
【スノーボードSTOMP】スケートレンチ・ケース付きスケートボード(¥12,500)

(画像引用:楽天市場)
1台目のスケボーとしてはもちろんですが、2台目としてもおすすめなのがこちら!
というのも、自分でデッキサイズ・カラー・トラックの高さ・ウィールサイズ・硬さまで選べるカスタムモデルだからです♪
通常、フルカスタムでスケボーを購入しようと思うと20,000円以上するのが相場ですが、この商品なら約半額でセミカスタムが可能。
デッキには世界的にも評価が高いカナディアンメープルを使用しており、スノボー・スケボー専門ショップならではのこだわりが見えます。
どんなスケーティングがしたいのかはっきり決まっている方は、初めてのスケボーでカスタムを選ぶのもありです♪
価格 | ¥12,500 |
サイズ(インチ) | 7.625×31.57.75×31.58.0x32 |
おすすめする人 | 足のサイズが以下の人25〜26cm26〜27cm27〜29cm |
デッキ | カナディアンメープル |
トラック | – |
ウィール | 直径:52mm/56mm硬さ:90A/100A |
ベアリング | ABEC7 |
スケボーだけじゃない!持っておくべき4つのアイテム
スケボーを始めるなら、ボードだけあれば十分……ではありません!快適で安全に楽しむためには、他にも揃えておきたいアイテムがあります。
- ヘルメット
- プロテクター
- ツール
- スケボーシューズ
今回は、初心者が持っておくべき4つの必須アイテムをご紹介します。
ヘルメット

スケボーには転倒がつきもの。特に初心者はバランスを崩しやすく、頭を守るヘルメットは必須です!
スケボー用のヘルメットは衝撃吸収に優れフィット感も高いため、安心して練習に集中できます。
公園やパークでも着用がルールになっていることがありますので、自分のためにもルールを守る意味でも必ず用意しましょう。
プロテクター

ヘルメット同様に、ひじ・ひざ・手首のプロテクターは、転倒時のケガを防ぐ心強いアイテム。
特に練習初期は思わぬ方向に倒れることも多く、安全にチャレンジするために欠かせません。安心感が増すことで、恐れずに技にも挑戦しやすくなりますよ♪
ツール

スケボー専用ツールは、ウィールやトラックの締め具合を調整できる便利な道具です。
乗り心地の微調整やパーツ交換を自分で簡単に行えるようになり、ひとつ持っておくとメンテナンスが楽になり、上達スピードもアップします!
スケボーシューズ

スケボー専用シューズはグリップ力が高く、デッキをしっかり掴んでくれるだけでなく、厚めのソールで衝撃も吸収してくれます。動きやすくて耐久性もあるため、快適に練習できますよ♪
普通のスニーカーだとすぐに壊れたり滑ったりするので、専用シューズを用意するのがおすすめです。
遊べる場所は?スケボーの練習場所は全部で8箇所

スケボーの練習場所は意外とたくさんあります。周囲に配慮しながら、次のような場所を活用しましょう。
- スケボー禁止ではない公園 :広くて安全、初心者にも◎
- スケートパーク :設備が整っていて上達しやすい
- 高架下 :雨風をしのげて、滑りやすい路面も多い
- 堤防 :見通しが良く、広くて気持ちいい
- 駐車場 :人や車の少ない時間帯なら練習しやすい
- 人の往来が少ない道路 :短時間・安全に配慮して利用
- 家のカーポート :天候に左右されずマイペースに練習可能
- 家の中 :スペースがあればバランス練習にも使える
遊べる場所は多いものの、もちろん注意事項もあります。詳細はこちらの記事でも解説していますので、知りたい方はあわせてご覧ください。
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初心者ならスケボートリックの練習はこの順番で!
スケボーを始めたばかりの初心者にとって、トリックの練習は少しずつ進めていくことが大切です。
最初は基本的な操作をマスターし、少しずつ難易度を上げていきましょう!
ここでは、スケボー初心者が効率よく練習できる順番で、必要なトリックを紹介します。
- スタンスを決める
- 乗る・進む・止まる
- チックタック
- マニュアル・ノーズマニュアル
- パワースライド
- ショービット
- オーリー
以上の順番で練習すればスムーズに上達し、次のステップへと進めるはずです♪
1.スタンスを決める

スケボーを始める際、最初に決めるべき重要なポイントは「スタンス」です。スタンスとは、スケボーに乗るときの足の位置のこと!
基本的には「レギュラー」と「グーフィー」の2種類があり、レギュラーは左足を前にして乗るスタイル、グーフィーは右足を前にするスタイルです。
まずは以下の方法で、自分がどちらのスタンスで自然にバランスを取れるかを確認しましょう。
【スタンスの決め方】
- 目を瞑って立ち、誰かに背中を押してもらう
- 咄嗟に前に出た足が右足ならレギュラースタンス・左足ならグーフィースタンス
ただし、この決め方が100%正しいわけではありません。もしも違和感を覚えたら両方のスタンスを試してから自分のスタンスを確率させましょう。
スタンスを把握できればスケボーの操作がスムーズになりますよ♪
2.乗る・進む・止まる

スケボーの基本的な操作は「乗る」「進む」「止まる」の3つです。
まず「乗る」時は、足をデッキの上にしっかりと置き、バランスを取ることが大切です。膝を軽く曲げてリラックスした姿勢を保ち、体重を均等に分けて安定させます。
次に「進む」ためにはプッシュの練習が必要です。反対の足で蹴りながら、もう一方の足をデッキに乗せてバランスを取りながら進みます。最初はゆっくりと進んでバランスを意識しましょう。
最後に「止まる」方法として、足を地面に軽く付けてスピードを調整しながらゆっくり止まる練習をします。この基本操作をマスターすることで、安全にスケボーを楽しむための土台が作れます。
3.チックタック
(動画引用:FScom)
「チックタック」は、スケボーを進めながら体重移動でボードを左右に揺らす技で、バランス感覚を養うのに最適なトリックです。
- スケボーを進める際に膝を少し曲げてリラックスした姿勢を保ちながら、体重を前後に移動させる
- 前足を使ってデッキの前側を押し出し、後ろ足で後ろ側を押し返すように動かす
この時、ボードを左右に軽く揺らすことで、スピードを落とさずにコントロールしながら進めます。
チックタックを練習することで、スケボーの操作感覚が向上し、次のトリックへのステップアップにも繋がります。
4.マニュアル・ノーズマニュアル
(動画引用:FScom)
「マニュアル」は、後輪を浮かせて進むトリックです。
膝を曲げて体重を後ろ足にかけ、後輪を地面から浮かせます。前足でボードの前方を少し押さえ、バランスを取りながら進むことが大切です。
一方、「ノーズマニュアル」は、前輪を浮かせて進むトリック。前足でデッキのノーズを押し上げ、前輪を浮かせて後輪でバランスを取ります。膝を柔らかく使い、ボードが傾かないように安定させます。
どちらの技も最初は難しく感じるかもしれませんが、練習を重ねることでスケボーの操作感覚が身につき、よりスムーズに進めるようになりますよ♪
5.パワースライド
(動画引用:yewckyTV)
「パワースライド」は、スケボーを急停止させるためのテクニックです。
- まず、スピードを出した状態で膝を曲げ、低い姿勢を取る
- 後ろ足でトラックを押し込み、体重を後ろにかけてボードを横に滑らせる
ウィールが滑ることでスケボー自体もスライドするため、急停止が可能です。
パワースライドを習得すればスケボーのコントロール力が高まり、スピード調整がしやすくなりますよ!
6.ショービット
(動画引用:sk8katsuya)
「ショービット」は、ボードを180度回転させるトリックです。
- 膝を曲げてスピードをつけ、ジャンプする
- 後ろ足でデッキの後ろ側をひねり、ボードだけを回転させる
- 前足はボードの中心を軽く押さえ、回転をサポートする
- ボードが180度回転したら、着地してバランスを取る
ショービットを練習することで回転技の感覚が身につき、次の難易度の高い技に挑戦しやすくなります。
7.オーリー
(動画引用:NOLLIE SKATEBOARDING JP)
「オーリー」は、スケボーでジャンプするための基本技です。
- 膝を曲げてスピードをつけ、後ろ足でデッキを蹴る
- 同時に前足でボードの前方を引き上げ、ボードを浮かせて地面から離れる
- 体を引き上げながら、ボードを足元でコントロールし、空中で安定させる
- 着地する際は、膝を曲げてバランスを取る
この技をマスターすると、スケボーでのトリックが一気に広がり、次のステップに進むための基礎ができます。
自分にぴったりのスケボーで新しい冒険を始めよう!
スケボーは、楽しみながら自分を成長させる素晴らしいアクティビティです。最初は不安かもしれませんが、コツを掴んでいけば、どんどん楽しくなります♪
自分にぴったりのスケボーを選び、安全に気をつけながらスケボーライフを思いっきり楽しんでください!