形状は癖のないストリートタイプデッキ（ニュースクールタイプ）、最も見慣れたカタチでは無いでしょうか？前方・後方共に反り返しがあり、ダブルキックとも呼ばれます。

前方の反り返しをノーズと言いOLLIE（オーリー：板と一緒にジャンプするトリック。スケボーの登竜門とされるワザ）するときに足を引っかけやすいようにテールよりも若干キックが強くなっています。また後方の反り返しをテールと言い、これを踏み込んで様々なトリックをメイク（トリックを成功させる）します。とは言え、クルーザーデッキとは異なり、ノーズとテールはよく似た形をしています。これにより、SHOVE-IT（ショービット：後ろ足を使い、ボードを横に180°回転わせるトリック。回転系の中で一番シンプルなトリック）をメイクしてデッキのノーズとテールを入れ替えても、スムーズなライディングが可能です。

ジュニアサイズ　幅7.25インチ

幅は7.25インチ（18.4cm）。細目で軽く、回転性のトリックがメイクしやすいタイプ。デッキ幅は広い方が安定感があるのですが、反面、回しにくくなるといデメリットもあります。ジュニアや小柄な女性でも扱えるサイズです。 コンケーブも癖のないミディアム仕様。ライダーを選びません

初心者の練習におすすめ　54mm・90Aハードウィール

柔らかな「直径：54mm、硬度：90A」のハードウィールを採用しています。直径は53mm〜55mmが標準サイズ。52mm以下の小さなウィールは軽くてトリックがしやすくなりますが、スピードは出ません。一方56mmを超える大きなウィールは、粗いアスファルト面に対応しやすくなります。

硬度は98A〜99Aが標準的です。100A以上に硬くするとトリックしやすくなりますが、パークのように滑らかな路面でないと乗れません。97A以下に柔らかくするとスライドさせにくくなりますが、グリップ性が良くなり安定感が上がります。90Aはかなり柔らかめ、アスファルトなどの荒れた路面にも対応しやすく、手軽に練習したい初心者におすすめです。

十分な性能でメンテナンスフリー　ABEC9シールドベアリング

ベアリングは「ABEC9 カーボン鋼　シールドタイプ」を装着しています。超高性能スペックであなたのライディングをサポートします。 「ABEC（エイベック）」は「アメリカベアリング工業規格」です。1,3,5,7,9の数値で表され、大きい程精度が高くなります。その他の条件が同じであれば、数値が大きいほどスピードが付きやすいので、プッシュが楽になります。POWminiは「ABEC9」で「JIS2級」相当の超高精度ベアリングを採用。硬度90Aのウィールは安定感がありますがスピードが出にくいのがデメリット。ABEC9はABEC7やABEC5に比較してスピードが出しやすくウィールのデメリットをカバーします。