毎日子どもと遊んでいると「新しい遊びをさせてあげたい」「違うことにもチャレンジさせたい」と思うママ・パパもいるのではないでしょうか。
けれど、それが本当におもしろくない限り、素直な子どもはすぐに飽きてしまうでしょう。
今回は、これまでに数百以上の子ども向けおもちゃを見てきた遊びの達人が、特に・本気でおすすめできる遊びだけを厳選しました!
休日の公園・お家での遊びも楽しくなること間違いありません!
ぜひ最後までご覧ください。
子どもが心から本気で楽しめる9種類の外遊び
遊びの達人が選ぶ、子どもが120%本気楽しめる遊びを紹介します!
- ラケット系遊び
- フリスビー系遊び
- ボールキャッチ系遊び
- 輪投げ系遊び
- 倒し系遊び
- 積み上げ・積み崩し系遊び
- 射的系遊び
- 乗り物系遊び
- 道具を使わない外遊び
具体的な遊び方や、おすすめの遊びアイテムを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ラケット系遊び
最初におすすめするのは、バドミントンのようなラケットを使った遊びです。
バドミントンはテニスと違って、専用コートが無くてもどこでも手軽に楽しめるのが魅力ですよね。
また丸いボールではないので、転がって他の人の迷惑になるケースも少なく、公園芝生遊びの一番の王道です!
バドミントン以外にも、実は世界にはたくさんのラケット系遊びがあるので、特におすすめのものを紹介します♪
外(アウトドア)専用のバドミントン
今大人気のラケットスポーツといえば、アウトドアバドミントン!
風が吹いている外でもできるように開発されたことで、今までのように「風でラリーができない」という悩みが解消されました。
外でも楽しくラリーが続くうえ、おしゃれなので子どもから大人まで、全世代に人気が出ています♪
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ウッドスティック
ウッドスティックは、鹿の角のような形のスティックで立体のロープボールを刺してキャッチし、キャッチボールを楽しむ遊びです!
今までに見たことがないようなおもちゃなので、まず子どもたちの食いつきがハンパない!
持っているだけでテンションが上がります。
想像以上に飛ぶ・子どもでもかんたん・親子で盛り上がる、そんな魅力いっぱいのおもちゃをぜひ試してみてください♪
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ストリートラケット
(画像引用:南町田グランベリーパーク)
小さなスペースでも、二人でも大人数でもさまざまな遊びバリエーションが広がる新しいラケット競技がストリートラケットです。
付属のチョークを使って好きなようにコートを作って、ラリーを楽しみます♪
無料アプリがついていて、100種類以上の遊びができる商品も!
ラクロス
海外で人気なイメージがあるラクロスですが、遊びとしてもとても楽しいのはご存知ですか?
なかなかする機会がないラクロスでのキャッチボールに、子どもたちは目を輝かせてトライしてくれます♪
慣れるまではちょっぴり難しいけれど、スムーズにキャッチボールができるようになると大はしゃぎ!
子どもと楽しく遊べるミニラクロスも販売されているので、ぜひ遊んでみてください。
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フリスビー系遊び
「フリスビーなんて、もうよくやってる」という方も多いでしょうが、いろんな種類のフリスビーがあるので、それも知っていただきたいんです!
- 飛距離がとんでもないフリスビー
- 手のひらサイズに折りたためるフリスビー
- バドミントンのようなラリーもできるフリスビー
- 水風船を打ち合う遊びもできるフリスビー
など、おもしろいフリスビーが盛りだくさん♪
ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
おすすめのフリスビー
ボール遊び
ボールはボールでも、素材・形・大きさ・使い方によって多くの遊びが楽しめます。
- 特大サイズのサッカーボール
- 公園でも浜辺でも使える水陸両用ボール
- 地上3階まで!めちゃくちゃ跳ねるボール
お気に入りのボール遊びを見つけてくださいね!
特大サッカーボール
水陸両用ボール
めちゃくちゃ跳ねるボール
輪投げ系遊び
地面に置いた輪投げは一般的ですが、世界には縦にしたり、壁に掛けたり、相手と向かい合ったり、空中から吊るした李、三次元のさまざまな輪投げがあります。
輪っかを投げることで、遠心力や三次元での動きを理解してコントロールする力を身に付けることができるうえ、自分の得点や相手との点差など、知育にも良い学びの遊びです!
ベーシックな輪投げ
壁掛けタイプの輪投げ
倒し系遊び(ボーリング・モルック・クッブなど)
公園やお庭で遊べるフィールドボーリングやフィンランド発祥のモルック・スウェーデン発祥のクッブなどなど、何かを倒すことで得点を競うフィールド競技アイテムもおすすめです。
ルールを理解しないでもできるシンプルなボーリングや、ルールは少し難しいけれど覚えれば楽しいモルックやクッブのような頭を使うことを主とした頭脳系遊びで、子どもの知育にもいいんですよ♪
アウトドアボーリング
モルック
クッブ
積み上げ・積み崩し系遊び(ジェンガ・ミカド・石積み上げなど)
地味……でもおもしろい!そんな遊びが、積み上げたり、崩したりする遊びです。
ジェンガなどはその代表格で、家の中で遊ぶイメージがありますよね。
けれど、キャンプテーブルやピクニックテーブルの上など、外で楽しむのもおすすめです!
射的系遊び(各種アーチェリー・シューティング・パチンコなど)
安全に楽しめるアーチェリー・シューティング・パチンコなどの射的系の遊びアイテムは、子どものテンションを爆上げしてくれます!
安全性が木になるところですが、日本で発売されているアイテムは安全安心な設計をされている商品ばかり。多くは子どもと一緒に安心して遊べます。
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乗り物系遊び(スケートボード・キックボードなど)
スケートボードやキックボードは王道ですよね。すでにお持ちの方も多いと思います!
しかし、実はそれ以外にも乗り物系のアイテムは世界には本当にたくさんあることをご存知ですか?
日本では認知度が低くても、欧米では大ヒットになっている商品もたくさんあります♪
子どもが確実にハマって、毎日遊んでくれる乗り物アイテムを2つ紹介します。
イージーローラー
イージーローラーは、足元のバーを左右に蹴るだけで加速する、まるでゴーカートのような乗り物アイテムです!
欧米ではかなりブームになった商品で、日本でも数年前からテレビで取り上げられるようになってから人気上昇中。
2歳から遊べるモデルがあるので、「お兄ちゃんだけずるい!私も乗りたい!」という子どもの願いを叶えてあげられるレアなアイテム♪
もう、小さな子どもたちに我慢させる必要はありません。
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スイングボード
4輪のスケートボードとは違い、前が1輪・後ろが2輪の、全部で3輪のスケートボードです!
体全体をうまく使えば、電動ではないのに地面を蹴ることなくグングン加速する全く新しい横ノリアイテム。
乗っている姿は、まるでサーファーのよう!大人にも子どもにも大人気の乗り物です。
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道具を使わない外遊び
道具を使わなくても、本気で楽しめる遊びがあればうれしいですよね!
アイデア次第で楽しいゲームができるので、ぜひ今日から取り入れてください。
鬼ごっこ
鬼ごっこと聞くと、「今更」とか「特別面白くはない」と思ってしまう方が多いかと思いますが、実は鬼ごっこは無限に種類を作ることができる、万能な外遊びなんです!
高い場所にいったらセーフの「高鬼」のように、「この◯◯に触ったらセーフ!」「こういう状態ならセーフ!」と、オリジナルの鬼ごっこを作って、発想力も鍛えていきましょう♪
【オリジナル鬼ごっこの例】
自分の背よりも高い何かに触ったらセーフ鬼ごっご 公園などで遊べば、木や電柱などはもちろん、遊具や鉄棒、売店や看板などなども対象になります。特に大人と一緒に遊ぶときは、このルールがおもしろい! なぜなら、大人よりも子どものほうが「自分の背よりも高いモノが多い」から。結果的に小さな子どもが有利になるので、ちょうど良くバランスの取れた競技になりますよ。 |
季節のものを生かした鬼ごっこ 色鬼でも、春夏は「緑色のものに触ったらセーフ鬼ごっこ!」や、秋は「黄色や赤のものに触ったらセーフ鬼ごっこ!」とルールを決めると、自然の中の色を活用した鬼ごっこを楽しめます。 自然にふれあう、よいきっかけにもなりますよ♪ |
このように、題材を探して新しい鬼ごっこを子どもから提案させることも、子どもの想像力をUPさせます。
新しいゲームを想像して考えると、楽しさは倍増するはず!
自然を生かしたゲーム
鬼ごっこ同様に、自然界のさまざまなモノや色を活用すれば、たくさんのゲームを作れます。
【自然を生かしたゲームの例】
木の実発見ゲーム誰が一番最初に木の実7つ見つけて帰ってくることができるか?を競うゲームです。松ぼっくりやドングリなど、公園や森に落ちている木の実を使って遊びます。 難易度を調整するために、違う種類の木の実に限定したり、数量を増やしたり減らしたりアレンジ可能!もちろん、「木の実」を「葉っぱ」に変更することなどもできて、季節によって遊び方を変えられます。 「葉っぱの多い場所では、7つの違う葉っぱを先に集めたら勝ち!」「海辺の砂浜では、5つの違う貝殻を先に集めたら勝ち!」「河川敷では、10個の違う形の石を先に集めたら勝ち!」 |
以上のように、想像力次第で遊び方は無限に広がっていきます。
自分達で創造と発想を楽しめる、ぜひ試してほしい遊びです。
子どもとの外遊びを「最高に楽しくする」3つのコツ
外遊びを120%楽しむために必要なポイントや、工夫するともっと楽しくなる方法を紹介します!
- 親も心から一緒に楽しむ
- バッジテストを取り入れる
- ポイント制度を取り入れる
親も心から一緒に楽しむ
子どもにとって外遊びが良いと知っても、無理に「子どもと遊ばなければならない」や「子どものために!」と義務感を強く持たないようにしましょう。
子どもは、となりにいる大人が楽しい気持ちでいるだけで、自然と楽しい気持ちになってきます。
ですから、私たちは子どもとの向き合い方や遊び方で悩んでいるお父さんお母さん方に「無理せずに、ご自身が楽しいと思ってお子様のとなりに一緒にいてあげるだけで大丈夫です!」とお伝えしています。
上手にできてもできなくても、楽しい気持ちでいてあげれば、子どもは心から楽しんでくれますよ。
バッジテストを取り入れる
バッジテストとはスポーツでよく使われる言葉で、「一定の基準に到達したときに相応のバッジを与える」というものです。
これを遊びにも応用してみましょう!
縄跳びを20回しか跳べなかった子が30回できるようになれば、喜び・満足感・自己肯定感を持ちます。
さらに、この成果を見える形にしてあげると、子どもの楽しさは倍増します!
レベルが一つ上がることでチェックできるリストを作成し、レベルが一つ上がるごとに「できた!」「達成!」「おめでとう!」と喜べる場面を演出するのです。
画像のような本格的なシートでなくても構いません。ノートや紙にレベルチェックリストを書いたり、できるようになるごとにシールを貼ったり、子どもが好きなスタンプ押していってもよいでしょう。
ある一定のレベルをクリアするごとに、バッジやキラキラ石などのプレゼントをすると、子どもが喜ぶ大きなポイントになります♪
ポイント制度を取り入れる
バッジテスト同様に「何かレベルアップできるごとに、ポイントを貯められる」というシステムを取り入れるのもおすすめです。
- 5ポイント貯めればジュースを一本買ってもらえる
- 10ポイントでゲームの時間を30分伸ばせる
など、景品になるものは些細なもので問題ありません。「ポイントを貯めれば景品がもらえる」と思うだけで、子ども達のやる気と楽しさは倍増します。
また「継続したい!」「今度の休みにはこのレベルをクリアしたい!」という気持ちも出てくるので、外遊びを後押しすることにもつながり、一石二鳥のメリットがありますよ。
外遊びをおすすめする4つの理由
わたしがこれほどまでに外遊びをおすすめするのは、子どもにとって大きなメリットがあるからです。
- 心の健康にいいから
- 考えが豊かになるから
- 目にやさしいから
- 体が元気に・健康になるから
心の健康にいいから
- 春の心地よい風を全身で感じる
- 夏の高原で虫の声を聴く
- 山で小鳥のさえずりを聞く
- 川や海で流れる水や波の音を聞く
ヒーリング音楽にも良く使われている大自然が奏でる数々の音色は、人の心にとても良いと言われています。
日頃のストレスを無くし、自身の心を洗ってくれます。
大人も子どもも外遊びを楽しむ事で日頃のストレスが消えていき、心が元気になっていきます。
考えが豊かになるから
- きれいな景色を見る
- きれいな空を見上げる
- 川や海の音や小鳥や虫の鳴き声を聞く
- 満天の星空を見る
- 真っ白な白銀の世界を感じる
これらの自然からのインスピレーションは、人の五感を刺激します。
デザイナーやアーティストも、良い作品を作るために自らの身を大自然の中に置き、五感を刺激することで良い作品を生みだすと聞きますよね。
人にとって、大自然から受ける神聖な何かは確実に五感を刺激し、感性豊かな・想像力豊かな人間形成に役立ちます。
目にやさしいから
大人だけでなく子どもまでも、スマホやパソコンなどなどの電子モニターを見続けることによる目の疲労は本当に深刻な問題です。
外遊びのために外にいるだけで、遠くの景色を見たり、星を見たりして目を休ませられます。
しかも、遊んでいる最中には遠くを見たり、近くを見たりして、目のピントの調整を頻繁にしています。
近くだけを長時間見続ける日頃の週間から目を回復させ、目の健康を保てるのも外遊びのいいところです。
体が元気に・健康になるから
外遊びでは、走る・飛ぶ・投げる・受ける・バランスを取る・転ぶなど、常に体を動かします。
運動能力向上や体力強化によって、子どもたちの体は強く・元気になります。
常に健康で、元気いっぱいで過ごせるように、子どもたちにはたくさん外遊びの機会を与えてあげましょう!
まとめ
いかがでしたか?「今週末はなにしてあそぼうかな」と考えていた方は、ぜひどれかを取り入れてみてくださいね。